ウサギ
ウサギのミミダニ症
●最近ではあまり見られなくなった耳に寄生するミミダニによる病気です。
このミミダニの正式名はウサギキュウセンヒゼンダニといわれ、
外耳道内に茶褐色のカヒが多くみられるのが特徴です。家に来てしばらくしてから
見つかることも多いので、耳道内がガサガサしていて、耳をよく掻いているような
ウサギは注意が必要です。
↓ ミミダニの寄生が認められたウサギの外耳道にある大量のカヒ
●診断は耳垢に潜んでいるミミダニを検出し直接、
鏡検します。ミミダニの虫体を確認することは容易です。
症状として耳を掻いたり、振ったりするしぐさが
よくみられます。
●治療は殺ダニ剤などの薬剤を使用することで
早期に駆除可能です。
また耳道内のガサガサしたカヒはミミダニが少なくなれば、
自然と脱落し減少していきます。
耳をよく掻いているようなウサギさんは一度耳道内をチェックしてみましょう。