症例紹介

モルモット

モルモットの卵巣嚢腫について

モルモットの生殖器疾患は割と多く、中でも卵巣嚢腫は2?4歳の

モルモットで発生が多いといわれています。通常、両側にみられることが

多く、テストステロンにより嚢胞形成が促されることが知られています。

嚢胞が小さければ、無症状なことが多いですが、嚢胞が大きくなると、

腹部膨満を示し、食欲不振や嗜眠、倦怠を呈します。

体側両側に脱毛症状がみられることもあるので注意しましょう。

診断は超音波波検査が主となり、治療は卵巣子宮摘出手術になります。

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外科手術により摘出した卵巣嚢腫