愛知県春日井市にある神領ビーイング動物病院は犬、猫、エキゾチックアニマルに対応している動物病院です。

  • ブログ2014/03/27 犬の外耳炎について
  • これからの季節に増えてくるわんちゃんの外耳炎についてです。

     

    わんちゃんの外耳炎は非常によく見かける疾患です。

    耳のかゆみや痛み、耳からの臭いを主訴に来院するケースが多く、

    耳の異常があれば、後ろ足で耳や耳の裏側を掻くしぐさや耳を横にブルブルする

    動作がみられることがあります。

    また外耳道の入り口をよく見てみると、耳の赤味や耳垢がべったりついているのに

    気が付く場合があります。

     

    細菌や真菌が関連していることが多いですが、アレルギーや自己免疫性疾患、

    内分泌異常、異物などの基礎疾患、耳道や鼓膜の構造的異常や生理的な機能の低下、

    環境的な要因など複雑に多くの要素が混在していることが多々あります。

     

    原因となる細菌はブドウ球菌、連鎖球菌などの球菌や緑膿菌が代表的です。真菌では

    マラセチアが代表的な真菌で、独特の酵母臭が特徴です。

    耳の臭いがきつくなることが多いです。

     

    診断として

    耳鏡を用いて耳道を検査したり、耳垢の細胞診、菌の同定が必要な場合は細菌培養や

    薬剤感受性試験を実施します。

     

    治療に関して

    耳垢を取り除くための耳道洗浄が大切です。

    耳道の環境を清浄化するために、消炎剤や抗菌薬、抗真菌薬の投与も必要になること

    が多いです。

    アレルギーなど主原因の抑制や可能な限りの主原因の除去も大切です。

    慢性的な外耳炎や繰り返し起こる外耳炎は耳道の構造的変化や基礎疾患がある場合も

    あり、生涯にわたりケアをする必要があることもしばしばあります。

    写真はまた次回おみせします。






  • ブログ2014/01/10 カメレオンのマウスロット
  • カメレオンのマウスロットはとてもよくみられます。

    基本的には細菌感染が原因です。具体的には喧嘩などの咬傷やコオロギやデュビアなどを

    採食する時に口を傷つけることが原因となります。

    飼育環境などの不備や栄養的な問題から併発疾患や免疫力の低下が

    総合的に関係していることも多くみられます。

    ヒトでいう口角付近に膿がたまることが多くみられます。

    一度なると繰り返すことも多く、その都度排膿や抗生物質の投与が必要となります。

    重症になると感染や炎症が目の周囲まで及ぶため、目自体の機能が失われる

    可能性もあります。

    なるべく早く治療することが大切です。


    口内炎のパーソンカメレオン11.png











    13.jpg

    左はマウスロットにより目周囲が

    浮腫し、排膿処置中のデレマカメレオン。













  • ブログ2013/10/10 ハムスターの腫瘍
  • ジャンガリアンハムスターの体表腫瘍は非常に多く、高齢の個体によく

    発生します。気づかないうちに大きくなっているケースも多く、自壊して出血することも

    みられます。腫瘍の種類も悪性線維性組織球種、肥満細胞腫、角化上皮腫、線維肉腫など

    さまざまです。治療は基本的に外科手術となります。


    DSCN24.jpgN2449.JPG


















  • ブログ2013/06/01 ハリネズミの軟部組織肉腫
  • ハリネズミも他の動物と同じように、腫瘍の発生が多い動物です。

    背中が針で覆われている動物ですから、個体によっては腹部側の腫瘍の早期発見は困難な

    場合も多いです。

    腫瘍がよくできる口腔内に加えて腹部も日頃からなるべくチェックすることが大切です。

    腫瘍の治療としては基本的に外科手術となります。

    写真は頸部腹側に腫瘍が発生した術前のハリネズミと腫瘍摘出手術後です。

    軟部組織肉腫.jpg













    軟部組織2.jpg















  • ブログ2013/02/05 ウサギの膀胱結石
  •  ウサギの膀胱結石はときどきみられる疾患です。石が大きくなるまで気が付かないケースも多く

    血尿や排尿困難によるいきみ、姿勢の変化など症状が顕在化した時には結石がすでに

    大きくなっていることも少なくありません。

    尿道に結石がとどまるケースもあり、症例によっては石を取り出しにくいこともあります。

    原因は様々で、食餌内容の偏りや遺伝的な要因が原因として考えられていますが、もともとウサギ

    の尿にはカルシウムが多く含まれており、その生来の要因も結石形成と大きく関連しています。

    診断はX線検査や尿検査、超音波検査などを行い、総合的に判断します。
    膀胱結石の場合、治療は外科的手術が第一選択になります。泥状の結晶の場合、膀胱洗浄や輸液療法など内科的治療で良好な反応がみられることもあります。いずれにしても尿の量や濃さなどには日頃から十分、注意しましょう。

    usagi石1.jpg



    ←白いギザギザの形が結石です。















    usagi2.jpg


    ←手術直後の様子と摘出した結石です。













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