愛知県春日井市にある神領ビーイング動物病院は犬、猫、エキゾチックアニマルに対応している動物病院です。

  • ブログ2010/12/09 フクロモモンガの骨折
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    フクロモモンガも他の小動物と同じように骨折をすることがあります。

    原因として長く伸びた爪が布やタオル地に絡んでしまい、気がついた時には

    折れているようなことが時々みられます。

    また普段給餌している餌の内容が悪いせいで、骨が骨折を起こしやすくなっている

    場合がありますので、食餌内容には普段から気をつけなければなりません。

     

     

    フクロモモンガ 骨折.jpg 

    ←大腿骨の骨折

     

    治療は手術可能なケースであればピンニングや創外固定

    など、可能な手術を実施します。

     

    折れた部位によってはこのような手術が困難な場合もあります。

    フクロモモンガの場合、気になる個所を自咬しやすいので

    気をつけなければなりません。

     

    フクロモモンガ ピン2.jpg

     

    ←手術により挿入されたピン 

     

     

     

     

     

     

     

    sugar glider 治癒後.jpg

     

    ←抜ピン後

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

  • ブログ2010/11/01 ヘビの卵づまり(難産)
  • ●卵ができ、うまく生まれずに出てこない状態を卵づまりだとか卵塞といいます。

     一般的にヘビをはじめ、カメやトカゲなどの爬虫類や鳥類でよく見られます。

     メスの単独飼育でも無精卵ができることがよくあるため、卵が生まれなければ難産を起こす

     可能性があります。

     

    白ヘビ.jpg 

      

     

     

     

     

     

     

     ←便秘と卵づまりから食欲不振と削痩を示す個体 

     

     

     

     

     

    ●原因としては産卵場所の欠如や温度の低下、食餌内容といった環境要因と卵管の異常や

     骨格の異常、神経疾患をはじめとする基礎疾患の存在、便秘など本人自身の要因が

     考えられます。

     

    ●通常、身体検査やレントゲン検査、超音波検査などから総合的に診断します。

     治療は卵が実際つまっている場所によりますが、用手摘出や卵穿刺、ホルモン注射や

     外科手術になります。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

  • ブログ2010/08/14 カメのペニス脱
  • ・カメのペニス脱はリクガメ、水生ガメともに比較的よくみられる疾患です。

     「おしりから何かが出ている」という主訴で来院される患者さんがほとんどです。

     

      無題.jpg 

    原因と治療

     

    ・原因には様々なことが考えられますが、神経学的機能  

     不全や便秘、過度な性的衝動、外傷 などが関連して

     いる場合があります。中には膀胱結石や腹腔内の

     マスによりしぶりが起こり、二次的にペニス脱を起こす

     ケースも認められます。またはっきりした原因が

     分からず、ペニス脱を起こしている場合も多々あります。

     

     他には低カルシウム血症や栄養不足から骨の発育異常が起こり  

     その結果、ペニスを引っ込めたり保持することができなくなることもあります。

     

     このように色んな病態が関連していることがあるため、X線検査や血液検査が必要になることも

     しばしばです。

     

     治療はペニスの状態にもよりますが、還納できる状態であれば、

     内科的な温存治療も見込めます。

     脱出したペニスが壊死し、元に戻せない状態では外科的な処置や手術が必要になります。

     

     

  • ブログ2010/07/09 ウサギの角膜閉塞症候群
  • ●ウサギの角膜閉塞症候群は結膜偽翼状片、角膜閉塞症などとも呼ばれる目の病気で、

     眼球表面の角膜が異常に伸びた結膜によって徐々に覆われていきます。

     はっきりとした原因はわかっていません。

     

    うさぎ角膜閉塞.jpg 1歳以下の若いウサギさんで発症することがほとんどで、

     黒目の周りを覆う結膜の異常所見から

     肉眼的に発見されます。

     

     軽症例では特に治療が必要のない例もありますが、

     重度になるとウサギの視界が悪くなり、

     眼脂や結膜炎といった症状がみられます。

     そのような場合、外科的な手術や点眼剤の使用が必要に

     なる可能性があります。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

  • ブログ2010/06/15 カメレオンのフィラリア
  • ●主にパンサーカメレオンなど野生で採取されたカメレオンで認められることがあります。

     初期の症状は特にない場合もあり、フィラリアが成虫になって皮下組織などに移動してくると、

     体幹皮膚に波うつようなスジ(隆起部)がみられるのが特徴です。

    パンサー(フィラリア2).jpg 

    写真はFoleyella furcataを外科的に摘出しているところ

     

     

    <感染経路・治療>

    感染には蚊やダニなどの吸血昆虫の存在が必要になり、

    フィラリアに感染しているカメレオンの血を吸った虫を介して

    感染が成立します。

    フィラリアは線虫ですが、回虫などと違い消化管に寄生することはなく、

    成虫はカメレオンの体腔内や皮下に寄生し、

    フィラリアの仔虫は血液中に存在します。

    フィラリアの発育ステージ全期を通じて宿主側の様々な部位に移動するため

    組織の炎症や血管の塞栓を起こす可能性があります。

    感染しているすべてのフィラリアを一度に駆除することは困難ですが、

    外科的な摘出や感染状況によりフィラリアの仔虫を殺滅する薬を使用する場合もあります。

    外から見て皮膚の一部が不規則な形で隆起しているようであれば気をつけましょう。

      

     

    パンサーフィラリア3.jpg 

              摘出されたカメレオンのフィラリア虫体(Foleyella furcata)→

     

     

     

     

     

     

     

     

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