愛知県春日井市にある神領ビーイング動物病院は犬、猫、エキゾチックアニマルに対応している動物病院です。

  • ブログ2009/10/11 フェレットの消化管内異物
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    ●咬みごたえが良いせいかゴムやスポンジ製品がよく摂取されます。元来フェレットは好奇心旺盛で

     色んなものをくちゃくちゃと噛むのを好みます。異物の摂取は特に若いフェレットに多く、

     放し飼いの子では飼い主が異物を食べたことに気付かないこともしばしばあります。

     また中年齢以降のフェレットでは毛球症でも同様の症状がみられますのでご注意を。

     xray 異物.jpg 

     

    ※←バリウムに映し出される胃内に残留する異物 

     

     

     

     

     

     

     

     

    <症状>

    ●食欲不振           

    ●元気消沈

    ●流涎

    ●嘔吐                                   

    ●「ケッケツ」といった痰が絡んだような咳etc                     

     

     

    <診断>

    ●臨床症状や触診を含めた身体検査、血液検査、X線検査、バリウムなどによる消化管造影検査の

     結果をもとに総合的に診断を行います。

     

     

    <治療>

    ●外科手術

    ●フェレット用もしくは猫用の緩下剤の投与(一時的もしくは部分的な閉塞でごく軽度な場合)

    ●上記治療に並行した輸液療法、制吐剤、粘膜保護剤の投与etc

     異物 フェレット.jpg

    ※←写真摘出された異物

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

  • ブログ2009/09/11 爬虫類の皮下膿瘍
  • ●爬虫類の膿瘍はよく認められ、カメ・トカゲ・ヘビとどの種類でも認められます。

     皮下に膿瘍ができた場合は皮膚が硬く盛り上がり、

     一般的に正常な皮膚との境界線は内部ではっきりしています。

     腫瘍や真菌症、外部寄生虫疾患などとの鑑別も重要になります。   

     

    ooyoroitokage.jpg<原因>

    ●通常、咬傷など外傷の結果、細菌感染を起こし

     膿瘍が生じます。

     また複数のグラム陰性菌による感染が多く、

     中でも AeromonasPseudomonas が代表的な菌です。 

     

    <治療>

    ●全身麻酔や局所麻酔下での外科的切除。

     通常、爬虫類の膿瘍は固く、線維化した被膜で覆われています。

    ●全身性もしくは局所的な抗生物質の投与。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

  • ブログ2009/08/31 ハリネズミのヒゼンダニ症
  • ●ハリネズミの外部寄生虫症は非常に多いといわれています。

     中でもヒゼンダニ症は皮膚糸状菌と並んで過度なフケの原因になります。

     写真はヒゼンダニのいた子の皮膚で、かゆみも見られました。

    ハリネズミ 加工済み.jpg

     

    <症状>

    ●軽症であれば無症状の場合もありますが、

     針が抜けおち、落屑、鱗屑、痂皮などが

     みられる場合も多く、痒みを伴うこともあります。

     ヒゼンダニが重度に寄生していると、

     針の多くが抜けおち、フケが大量にみられます。

     

    診断と治療>

    皮膚の掻爬試験やテープなどによるスタンプでダニ本体や

      卵を検出します。

     また繰り返し検査を行わないと、ダニを検出できない場合もありますので

     注意が必要です。

     

    ●治療は注射や殺ダニ剤の外用が有効です。

     いずれにしてもフケが多い場合は気をつけて下さい!

     

     

  • ブログ2009/07/30 リクガメの尿路結石
  • カメの尿路結石は尿酸排泄量の多いリクガメに多く認められます。

    結石が膀胱内で大きくなったり、総排泄腔内で停滞すると、いきみや食欲不振、排便困難、

    目の充血などの症状がみられることがあります。

    また膀胱炎を併発している場合、トロっとしたアンモニア臭の強い尿がでることもあり、

    このような症状がみられる場合は特に注意が必要です。

    膀胱内の結石がそれほど大きくない場合、顕著な症状が

    認められないことも一般的です。

    kame1 結石.jpg 

    ★診断★

    ・X線検査

     

    ★治療★

    ・開甲手術による膀胱内結石の摘出

    ・総排泄孔から結石が見え摘出可能な場合はそれに応じた処置

    ・処置や手術に付随して補液などの支持療法

     

     

                                               カメ石.jpg

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

  • ブログ2009/06/25 わんちゃんの4つの予防
  • その1:混合ワクチン

    わんちゃんの飼い主さんの多くはすでにご存じかもしれませんが、1本のワクチンで複数の

    伝染病の予防をしてくれるワクチンがあります。それが混合ワクチンです。

    子犬の頃はそれぞれの病気に対する免疫力をつけるため、このワクチンを複数回打ち、

    1歳以降は1年に1回打つことが一般的です。

    またワクチンは5種混合ワクチンから8種・9種と予防する病気の種類や型によってさまざまです。

    詳しく知りたい方はどうぞお気軽におたずね下さい。

     

     

    その2:フィラリア症

    これも有名な寄生虫の病気で、別名犬糸状虫症と呼ばれます。

    フィラリア感染犬の血を吸った蚊によって媒介され、成虫となったフィラリアは

    主に心臓や肺動脈に寄生します。

    このフィラリア症を予防するために、月に一度お薬を飲んでいきます。

    蚊が出始めて約1ヵ月後から蚊がで終わって1ヵ月後を最後にお薬を飲みます。

    この辺りの地域だと5月から12月までになります。

     

     

    その3:狂犬病ワクチン

    日本での発生は現在見られませんが、毎年世界では数万人の死者が出ている病気です。

    人獣共通伝染病であり、すべての哺乳類に感染する怖い病気です。

    日本では狂犬病予防法で接種が義務づけられており、そのおかげで今のところわんちゃんでの

    発生はみられていません。やっぱり予防が重要です。

     

     

    その4:ノミ・ダニ予防

    暑い季節になるとダニやノミなどの寄生虫も活発になってきます。

    かゆみや皮膚病の原因になるだけでなく、バベシア症や貧血の原因にもなることがあります。

    よくお外にでかける子は特に注意が必要ですから、日々のcheckと予防はしっかりしてあげましょう。

    通常、スポットタイプのお薬を首筋にたらし、予防します。詳しくはお気軽にお尋ねください。

     

     

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