症例紹介

わんちゃんの4つの予防

その1:混合ワクチン

わんちゃんの飼い主さんの多くはすでにご存じかもしれませんが、1本のワクチンで複数の

伝染病の予防をしてくれるワクチンがあります。それが混合ワクチンです。

子犬の頃はそれぞれの病気に対する免疫力をつけるため、このワクチンを複数回打ち、

1歳以降は1年に1回打つことが一般的です。

またワクチンは5種混合ワクチンから8種・9種と予防する病気の種類や型によってさまざまです。

詳しく知りたい方はどうぞお気軽におたずね下さい。

 

 

その2:フィラリア症

これも有名な寄生虫の病気で、別名犬糸状虫症と呼ばれます。

フィラリア感染犬の血を吸った蚊によって媒介され、成虫となったフィラリアは

主に心臓や肺動脈に寄生します。

このフィラリア症を予防するために、月に一度お薬を飲んでいきます。

蚊が出始めて約1ヵ月後から蚊がで終わって1ヵ月後を最後にお薬を飲みます。

この辺りの地域だと5月から12月までになります。

 

 

その3:狂犬病ワクチン

日本での発生は現在見られませんが、毎年世界では数万人の死者が出ている病気です。

人獣共通伝染病であり、すべての哺乳類に感染する怖い病気です。

日本では狂犬病予防法で接種が義務づけられており、そのおかげで今のところわんちゃんでの

発生はみられていません。やっぱり予防が重要です。

 

 

その4:ノミ・ダニ予防

暑い季節になるとダニやノミなどの寄生虫も活発になってきます。

かゆみや皮膚病の原因になるだけでなく、バベシア症や貧血の原因にもなることがあります。

よくお外にでかける子は特に注意が必要ですから、日々のcheckと予防はしっかりしてあげましょう。

通常、スポットタイプのお薬を首筋にたらし、予防します。詳しくはお気軽にお尋ねください。