わんちゃんの4つの予防
◆その1:混合ワクチン
わんちゃんの飼い主さんの多くはすでにご存じかもしれませんが、1本のワクチンで複数の
伝染病の予防をしてくれるワクチンがあります。それが混合ワクチンです。
子犬の頃はそれぞれの病気に対する免疫力をつけるため、このワクチンを複数回打ち、
1歳以降は1年に1回打つことが一般的です。
またワクチンは5種混合ワクチンから8種・9種と予防する病気の種類や型によってさまざまです。
詳しく知りたい方はどうぞお気軽におたずね下さい。
◆その2:フィラリア症
これも有名な寄生虫の病気で、別名犬糸状虫症と呼ばれます。
フィラリア感染犬の血を吸った蚊によって媒介され、成虫となったフィラリアは
主に心臓や肺動脈に寄生します。
このフィラリア症を予防するために、月に一度お薬を飲んでいきます。
蚊が出始めて約1ヵ月後から蚊がで終わって1ヵ月後を最後にお薬を飲みます。
この辺りの地域だと5月から12月までになります。
◆その3:狂犬病ワクチン
日本での発生は現在見られませんが、毎年世界では数万人の死者が出ている病気です。
人獣共通伝染病であり、すべての哺乳類に感染する怖い病気です。
日本では狂犬病予防法で接種が義務づけられており、そのおかげで今のところわんちゃんでの
発生はみられていません。やっぱり予防が重要です。
◆その4:ノミ・ダニ予防
暑い季節になるとダニやノミなどの寄生虫も活発になってきます。
かゆみや皮膚病の原因になるだけでなく、バベシア症や貧血の原因にもなることがあります。
よくお外にでかける子は特に注意が必要ですから、日々のcheckと予防はしっかりしてあげましょう。
通常、スポットタイプのお薬を首筋にたらし、予防します。詳しくはお気軽にお尋ねください。