ハリネズミ
ハリネズミの腹腔内腫瘍
●見た目からは分かりにくいですが、ハリネズミは割と腫瘍の発生が多く、
口の中や体表だけでなく、時にはお腹の中にも腫瘤ができることがあります。
診断は通常、超音波検査やレントゲン検査に基づいて行います。
慣れない子は検査をする際に短時間の麻酔や鎮静が必要な場合があります。
腫瘍の発生は2、3歳以上のハリネズミに多いため、気になることがあれば、なるべく早く
受診しましょう。
治療は状態によって異なりますが、腫瘍の場合外科的な切除や補助的な
内科療法が中心となります。
写真は術後の様子と脾臓に発生した腫瘍