ウサギ
ウサギの爪切り
◎爪切りの前に
屋内で飼われているウサギは多くの場合、定期的な爪切りが必要になります。
あまり伸びすぎると、どこかに引っかけて爪をはがしたり、歩きづらくなったりします。
元々抱っこされるのが好きでないウサギがほとんどなので、家庭で爪を切る場合は
ウサギがじっとしていられるようにウサギを保定しなくてはなりません。
まずは人の膝の上でうつ伏せにじっとさせることから練習してみましょう。
顔を隠すようにしてあげるとウサギはおとなしくなります。それがうまく
できるようになれば、仰向けの練習です。これも正座した膝の上で行
います。この態勢ができるようになれば、仰向けのまま爪を切ること
が可能です。
◎実際の爪切り
爪の赤い部分には血管が走っているので、そこをよく確認して血管の先端から2、3mmは離して
切るようにします。人用の爪切りではうまく切れないため、
動物用の爪切りを使って行います。
また黒い爪の子は血管が確認できないため、慎重に行う必要があります。
◎注意
中には家で爪を切らしてくれない子もたくさんいます。あまり無理をして
ウサギが怪我を負ってしまっては大変です。うまくできない場合は無理を
せず、爪を切ってもらえる動物病院やペットショップなど
で行ってもらいましょう。