症例紹介

犬の会陰ヘルニア

●何らかの原因によって肛門周囲の筋肉が薄くなり、直腸や肛門、前立腺、膀胱などの

下部消化器系や泌尿器が逸脱することを会陰ヘルニアと呼びます。

そしてメスよりも未去勢のオスに多く、進行性の疾患です。

症状として排便困難、疼痛、元気消失がよくみられます。治療は内科的な温存療法のみでは

無理な場合、手術を行います。

会陰ヘルニアの術式はたくさんありますが、症例によって術式の適応が異なります。

内閉鎖筋転移術、浅殿筋転移術、人工材料を使用する方法などが一般的でしょうか。

また直腸固定手術や前立腺固定術を併用しなくてはならないケースもあります。

いずれにしても、中高齢で去勢していないワンちゃんが排便をしにくいとなったら要注意です。

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←肛門の周囲が腫れています。便がたまっている

こともあります。