愛知県春日井市にある神領ビーイング動物病院は犬、猫、エキゾチックアニマルに対応している動物病院です。

  • ブログ2013/02/05 ウサギの膀胱結石
  •  ウサギの膀胱結石はときどきみられる疾患です。石が大きくなるまで気が付かないケースも多く

    血尿や排尿困難によるいきみ、姿勢の変化など症状が顕在化した時には結石がすでに

    大きくなっていることも少なくありません。

    尿道に結石がとどまるケースもあり、症例によっては石を取り出しにくいこともあります。

    原因は様々で、食餌内容の偏りや遺伝的な要因が原因として考えられていますが、もともとウサギ

    の尿にはカルシウムが多く含まれており、その生来の要因も結石形成と大きく関連しています。

    診断はX線検査や尿検査、超音波検査などを行い、総合的に判断します。
    膀胱結石の場合、治療は外科的手術が第一選択になります。泥状の結晶の場合、膀胱洗浄や輸液療法など内科的治療で良好な反応がみられることもあります。いずれにしても尿の量や濃さなどには日頃から十分、注意しましょう。

    usagi石1.jpg



    ←白いギザギザの形が結石です。















    usagi2.jpg


    ←手術直後の様子と摘出した結石です。













  • ブログ2012/12/03 モルモットの不正咬合
  • ●ウサギの歯に関連した疾患は有名ですが、同じような病気がモルモットでも
     
     起こることがあります。モルモットの歯もすべてずっと伸び続けるため、
     
     外傷など何らかの原因で歯の咬合面がずれだすと、程度の差はありますが、

     自分の舌や頬をみずからの歯で傷つけてしまいます。

     症状として多いのは、うまくかめない、食欲がない、よだれが多いなどです。

     不適切に伸びた歯は削ったり、カットする処置が必要になります。

     なるべく早く気づいてあげることが大切ですから、日頃の観察と体重管理が重要です。


    モルモット.jpg

     















  • ブログ2012/09/18 内視鏡検査について
  • ◎今回は症例のお話ではなく、

      消化管内視鏡によって何ができるかのお話です。


      
      1.異物の回収。

      先がとがった針や竹串などを誤って食べたワンちゃんやネコちゃんの場合、

      一般的に催吐処置ができません。このようなケースでは内視鏡を使って異物を

      回収することができます。中には内視鏡で回収できない場合もありますが、

      お腹を切らずに回収できるため、体への侵襲が少なくなりワンちゃんネコちゃんの

      負担が少なくなります。


     


      2.慢性的な嘔吐や下痢の診断
       
      下痢が続いたり、嘔吐が続くような場合、血液検査やレントゲン検査、超音波検査だけ

      では診断が難しい病気があります。

      そのようなケースでは内視鏡を使って胃や十二指腸、大腸などを

      実際にみることで異常な病変を見つけ、病理検査し病気を発見できる可能性があります。

      内視鏡では胃や腸の外側を観察することはできませんが、慢性的な消化器症状を示す
     
      子たちでは診断の助けとなる可能性があります。


      下痢や嘔吐が続く場合は、ご相談ください。



      3.その他

      手術後や何らかの理由でうまく食べられないケースでの胃チューブの設置など。

      細径スコープによるエキゾチックアニマル(ウサギやフェレット、カメなど)への適応や

      応用など。


    ◎以上簡単ではありますが、内視鏡で主にできることを紹介させていただきました。

     症例によってはできないものもありますが、それぞれ選択肢の一つとお考え下さい。

     詳しくはご相談ください。






  • ブログ2012/09/04 フェレットの腸閉塞
  •  フェレットでも時折、胃や小腸の閉塞がみられることがあります。

    原因として異物や腫瘍、毛球などが代表的なものとして挙げられます。

    症状は様々ですが、嘔吐、下痢、食欲不振、元気消失などが一般的です。

    長時間にわたり小腸などが閉塞していると、周囲組織の血流が乏しくなり

    壊死してくることがあるので注意が必要です。

     

     

    ferret腸.jpg

     

    ←異物による閉塞によって血流の悪くなった小腸 

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    完全に閉塞しておらず原因によっては、内科的な治療で反応することもあります。

    病状がすすんだ完全閉塞では外科的な手術の適応になるのが一般的です。

    いずれにしても嘔吐などの症状が見られた場合は注意しましょう。

     

    ferret 異物.jpg 

    ←胃と小腸から摘出された異物

     

     

     

     

     

     

     

     

     

  • ブログ2012/08/02 ヒョウモントカゲモドキの卵巣卵管疾患
  •  ヒョウモントカゲモドキにも時々、卵詰まりや卵管炎などがみられ、

    停滞した卵や異常な卵胞が原因で食欲不振が起こることがあります。

     

    主な症状としては食欲不振や腹部の痛み、おなかの張りなどが挙げられます。

    特に卵があるのになかなか産まれない場合や、長い間おなかが張っている場合は

    腹膜炎を併発している可能性もあるため注意が必要です。

     

    DSCN15032.jpg 

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

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