愛知県春日井市にある神領ビーイング動物病院は犬、猫、エキゾチックアニマルに対応している動物病院です。

  • ブログ2012/09/18 内視鏡検査について
  • ◎今回は症例のお話ではなく、

      消化管内視鏡によって何ができるかのお話です。


      
      1.異物の回収。

      先がとがった針や竹串などを誤って食べたワンちゃんやネコちゃんの場合、

      一般的に催吐処置ができません。このようなケースでは内視鏡を使って異物を

      回収することができます。中には内視鏡で回収できない場合もありますが、

      お腹を切らずに回収できるため、体への侵襲が少なくなりワンちゃんネコちゃんの

      負担が少なくなります。


     


      2.慢性的な嘔吐や下痢の診断
       
      下痢が続いたり、嘔吐が続くような場合、血液検査やレントゲン検査、超音波検査だけ

      では診断が難しい病気があります。

      そのようなケースでは内視鏡を使って胃や十二指腸、大腸などを

      実際にみることで異常な病変を見つけ、病理検査し病気を発見できる可能性があります。

      内視鏡では胃や腸の外側を観察することはできませんが、慢性的な消化器症状を示す
     
      子たちでは診断の助けとなる可能性があります。


      下痢や嘔吐が続く場合は、ご相談ください。



      3.その他

      手術後や何らかの理由でうまく食べられないケースでの胃チューブの設置など。

      細径スコープによるエキゾチックアニマル(ウサギやフェレット、カメなど)への適応や

      応用など。


    ◎以上簡単ではありますが、内視鏡で主にできることを紹介させていただきました。

     症例によってはできないものもありますが、それぞれ選択肢の一つとお考え下さい。

     詳しくはご相談ください。






  • ブログ2012/09/04 フェレットの腸閉塞
  •  フェレットでも時折、胃や小腸の閉塞がみられることがあります。

    原因として異物や腫瘍、毛球などが代表的なものとして挙げられます。

    症状は様々ですが、嘔吐、下痢、食欲不振、元気消失などが一般的です。

    長時間にわたり小腸などが閉塞していると、周囲組織の血流が乏しくなり

    壊死してくることがあるので注意が必要です。

     

     

    ferret腸.jpg

     

    ←異物による閉塞によって血流の悪くなった小腸 

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    完全に閉塞しておらず原因によっては、内科的な治療で反応することもあります。

    病状がすすんだ完全閉塞では外科的な手術の適応になるのが一般的です。

    いずれにしても嘔吐などの症状が見られた場合は注意しましょう。

     

    ferret 異物.jpg 

    ←胃と小腸から摘出された異物

     

     

     

     

     

     

     

     

     

  • ブログ2012/08/02 ヒョウモントカゲモドキの卵巣卵管疾患
  •  ヒョウモントカゲモドキにも時々、卵詰まりや卵管炎などがみられ、

    停滞した卵や異常な卵胞が原因で食欲不振が起こることがあります。

     

    主な症状としては食欲不振や腹部の痛み、おなかの張りなどが挙げられます。

    特に卵があるのになかなか産まれない場合や、長い間おなかが張っている場合は

    腹膜炎を併発している可能性もあるため注意が必要です。

     

    DSCN15032.jpg 

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    tamago11.jpg 

     

     

      

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

  • ブログ2012/03/26 イグアナの卵墜性腹膜炎
  • ●グリーンイグアナに限った病気ではありませんが、メスのトカゲや鳥ではわりとよく認められます。

     本来、卵巣で発生した卵の元は自然と吸収されるか、卵管内へ移行し卵になるかです。

     そのような流れが何らかの原因で破たんした場合、卵巣にある卵のもとが破れて体腔へ落ちる、

     もしくは卵管から体腔へ逆行して落ちることがあります。卵殻のできた卵が腹腔内へ落ちること

     もあります。初期の場合、無症状ですが、徐々に食欲がなくなり、痩せてきます。

     

     特に卵黄が腹腔内へ漏れ出るケースでは重度の炎症が起こり、

     最終的にほおっておけば、命にかかわります。

     治療としては抗生物質の投与、補液などによる水和状態の改善とともに、

     重度であれば、外科的に開腹して漏れ出たものを除去し、洗浄する必要があります。

     頻繁に産卵しているトカゲやカメは注意が必要です。

     

    イグアナ寝たまま.jpg 

    ←実際の手術時のイグアナ

     

     

    ↓の写真は腹腔内へ落ちた卵黄様物質

    と卵材の詰まった膨らんだ異常卵管

     

     

    イグアナ 卵管.jpg 卵1.jpg

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    写真は

  • ブログ2012/01/09 フクロモモンガの去勢について
  •   

     去勢をするメリットとして

    ●ペアで飼育していて、これ以上繁殖されないように。

    ●気性の荒いのがおさまる可能性。

    ●ホルモンに関連した脱毛の改善の可能性など

     

    逆にデメリットとして麻酔と手術のリスク。

    術後の自咬行為などが挙げられます。自咬行為はエリザベスカラーを

    つけるなどして防ぐことができます。

     

     

    fukuro.jpg

    無題2.jpg

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    去勢手術で取り出した精巣と精巣上体

     

     

     

     

     

     

     

      

     

     

     

    前の5件 1  2  3  4  5  6  7  8  9  10